皆さん、こんにちは!石神井生まれ・石神井育ち、石神井に住んで40年、税理士の渡邉です。今日は私が愛してやまない、地元のカフェについて語らせてください。それは、タリーズコーヒー 石神井公園店!!!「おいおい、チェーンのカフェかよ」 そう思った方もいるかもしれません。でも、私にとって、そしてきっと多くの石神井の地元民にとって、このタリーズはただのチェーン店ではないんです。高校時代、思い出の幕開けと共にこのタリーズが石神井公園駅前に初めてオープンしたのは、私がまだ高校生の頃。 高校生との頃と言えばマックでバリューセットのハンバーグをかじっているのがせいぜいだった私。なんか、おしゃれなカフェできたな・・・と少々緊張気味にお店に入ったのを今でも覚えています。入口右にカウンター席があり、店内には農具?を再利用したようなおしゃれな椅子とテーブル、北向きの窓からやんわり光が差し込む店内、少し大人びたエスプレッソ系コーヒーの香り、値段も大人向け。 テスト前には参考書を広げて必死に勉強したり、時にはペンとノートを片手に音楽を聴きながら窓の外をぼーっと眺めて物思いにふけったり…。まさに私の青春の中にある場所でした。一度はさよなら、そして、まさかの「おかえり」そんな大切な場所にも、変化の時が訪れます。 西武線の高架事業と併せて行われた石神井公園駅前の再開発。今では整備された石神井公園駅周辺ですが、現在の姿になる前は、駅前でも道も細いし、放置自転車がたくさん停まっているいるし、踏切も「開かずの踏切」として有名でした。タリーズが入ってる建物は線路の真横ですので、開発対象となったのか、取り壊されることになり、それを知った時はショックでした。 「ああ、私の思い出の場所が…」。 しばらくしてタリーズは石神井公園から姿を消しました。コーヒー好きであり、タリーズ好きな私としては、この先、石神井でどこでコーヒーを飲めばいいのか、、、と本気で思いました。しかし、数年の時を経て、再開発が終わった駅前に、なんとタリーズが帰ってきたのです! しかも、以前とほぼ同じ場所に!しかも綺麗になって、より広くなって!あの時の喜びは、今でも忘れられません。「チェーン店」のイメージを覆す、温かな場所よく「チェーン店」と聞くと、どこへ行っても同じサービス、同じ内装、そして働くスタッフの方々もマニュアル通りの対応で、あまり個性がない…そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。でも、ここ石神井公園のタリーズは、ちょっと違うんです。このお店の魅力は、なんといってもスタッフの方々の温かさ。 もちろん新しい方もいらっしゃいますが、長く勤めている方が多いようで、時々しか行けない私でも「あ、いつもの方だ」とホッとすることがよくあります。顔なじみの店員さんがいる。 それは、通う側にとっても、すごく嬉しいこと。 「こんにちは」「いつもありがとうございます」 そんな何気ない一言が、心を温かくしてくれます。この「いつも」の一言に杓子定規の定型文を読み上げてるだけではなく、本当に覚えていて頂いているから「いつも」とおっしゃって頂いているんだな、と感じることができます。 まるで、昔ながらの喫茶店のマスターと常連客のような、そんな心地よい関係性がそこにはあるように感じます。だから、私にとってこのタリーズは、画一的なチェーン店ではなく、顔の見える、温もりのある「地元のカフェ」なのです。 石神井公園のタリーズは、私もふくめ、そしてきっと多くの地元の人々にとって、なくてはならない存在です。 これからも、この場所で、たくさんの人々の日常に寄り添い、温かな一杯を提供し続けてくれることを願っています。【注】タリーズの回し者ではございません!