3月の確定申告と5月の法人申告の繁忙期の、つかの間の落ち着きなる4月もあっという間に過ぎようとしております。慌ただしさが一段落し、石神井公園の木々が鮮やかな新緑に輝く季節となりました。この時期、石神井町では街が一年で最も多くの人でにぎわう、「照姫まつり」が開催されます。今回は、石神井が地元である私の視点で、このお祭りをご紹介します。■石神井の歴史を繋ぐ「照姫まつり」とは照姫まつりは、石神井公園に伝わる「照姫伝説」をモチーフにしたお祭りで、40年ほど前から続く練馬区を代表する行事です。私も幼少期から照姫まつりはとても楽しみにしています。かつて石神井城を治めていた豊島泰経(としま やすつね)が、文明9年(1477年)に太田道灌との戦いに敗れた際、家宝の「金の乗鞍」を置いた白馬とともに三宝寺池に身を沈め、その娘である照姫も父の後を追った……という伝説がベースになっています。この物語を現代に語り継ぎ、郷土愛を育むために毎年4月の第4日曜日に開催されているそうです。石神井城はもうありませんが、お堀などは現在も保存され、公園内で見ることができます。■最大の見どころ「照姫行列」お祭りといえば屋台で美味い食事とビールが楽しみの一つではありますが、照姫まつりのメインは、総勢約100名による大規模な「照姫行列」です。時代装束に身を包んだ照姫、豊島泰経、奥方、そして武者たちが石神井公園から駅前商店街を練り歩く姿は、雰囲気だけの演出ではなく本気で演じていらっしゃるのでまるでタイムスリップしたかのような迫力があります。主役となる三役は、毎年公募で選ばれた区民の皆様が務めているそうで、地域全体でお祭りを盛り上げている心意気を感じます。また、公園内の野外ステージでは、和太鼓などの伝統芸能やダンスパフォーマンスが披露されるのですが、和太鼓の体に響き渡る音は迫力満点です。■地域の活気と、私たちの想い模擬店で腕を振るう事業者様や、ボランティアとして参加する方々の熱気を目にするたび、石神井という街のパワーを強く感じます。私たちも、こうした地域の経済と活気を支える一助となれるよう、日々の業務に邁進しております。