先日、他の税理士事務所の事例紹介へ勉強しに行ってきました！
税理士事務所のメンバーがリモート勤務をすることは、一般企業のそれと違って特別な配慮が必要でございます。
というのも、税理士事務所の運営には、代表や所長といわれる税理士の方が、メンバーを採用して業務を行って頂く場合に、その業務が正しく行われているか管理・監督する義務が法律で決まっております。
「そんなの会社の責任者がスタッフの業務の管理をするのは当たり前でしょ」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、税理士事務所の場合は、原則として物理的に同じ場所で業務を行う必要がありまして、要は、同じオフィスで顔を合わせて行う必要がある訳です。この点が特徴的で、リモート勤務が認められてこなかった要因となっていました。
ただ、税理士業界もコロナのことや昨今の働き方改革、さらにはシステムの発展によって管理しやすくなったこともあり、”しっかり”管理・監督責任を果たせるのであればリモート勤務も認められる流れではあるようです。
そんな中、先進的な事例ではメンバーの９５％がフルリモートを行っているという事務所の事例紹介に参加してきました。フルリモート勤務での勤務管理や育成方法など参考になることも多々ありました。弊事務所のスタンスにフルリモートは馴染まない部分もあるのですが、働き方にも選択肢を持てる時代に合わせていきたいと思っています。勉強になりました！