長い長い準備期間を経て、そして改正に次ぐ改正を経て、ついにインボイス制度が始まりますね。
制度の概要説明などは割愛しますが、これから中小・ベンチャーのビジネスに大きなインパクトを与えるものと思っております。取引先がインボイス登録しているか否かは、少なからずビジネスの意思決定へ影響することは間違いありません。
インボイス制度に対応した取引先との取引なら、消費税をこれまで支払っても何の影響もないのですが、対応していない取引先との取引で同様に消費税を上乗せして支払っても、一部の金額は消費税の納税額の計算上は支払ったことにならなくなります。
お客様にインボイス制度を説明する際に、冗談半分で、ペイペイを使える飲食店の入り口に「ペイペイ使えます」と書いてるように、インボイスに対応した飲食店などでは「インボイス対応しています」と書き始めるんですかね？なんて雑談を挟んだりしておりました。
写真はコインパーキングなのですが、まさかの「インボイス制度に対応します」の文字。早速現実になりつつあります。インボイス登録をするか否かは納税者の判断にゆだねられておりますが、世の中の流れは注視した方がよさそうです。