最近、ご新規で顧問契約のお話を頂いたお客様より、こんなご質問を頂きました。
「たちばな税理士事務所という事務所名ですが、代表は渡邉先生ですよね?たちばな先生ではないのですか?」
とご質問頂きました。実は、このご質問はよくいただいておりまして、ウェブサイト内にご説明分を記載しておいた方がよいのではないかと思うくらいです。
”たちばな”という屋号は、私の実家が生花店や不動産業をしているのですが、それぞれの事業の屋号に”たちばな”とつけておりまして、私も独立する際にもそれにならって、「渡邉義隆税理士事務所」ではなく、「たちばな税理士事務所」と致しました。
それでは、いつから実家の屋号が「たちばな」なのかといいますと、私の実家は曽祖父の代まで練馬区で農業をしていたのですが(今では23区内で農業なんて信じられませんね!)、祖父の代でいろいろな商売を始めました。今でいう連続起業家のような方でした。その際に、屋号を「たちばな」と致しました。祖父はとても厳しかったのですが、笑うと優しいおじいちゃんという印象だったのですが、新しいビジネスをどんどん仕掛けるチャレンジャーだったと思います。
さらにそれでは、なぜ「たちばな」なのかといいますと、曽祖父の名前が橘次(きつじ)というのですが、この「橘」という漢字が、訓読みで「たちばな」と読みます。祖父が曽祖父の名前の一文字を読み替えて屋号に致しました。きっと曽祖父に敬意を表してのことだったのかな、と思います。
ちなみに「橘」とは、日本固有の柑橘(かんきつ)類で、縁起がよいものだそうです。500円硬貨の裏面にもよく見ると橘の実?が描かれています、お財布の中の500円でお確かめください。