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今シーズン、キャンプ納め

秋冬シーズン最後のキャンプに行ってきました。締めは富士山のふもとです。

以前、Snowpearkというキャンプ用品の会社の社長の講演を聞きに行ったことがあるのですが、その際に「経営者の方や多忙を極めるビジネスマンって、キャンプをすることが結構多いんです」とおっしゃっていました。一例でお話されていましたが、何百億を扱う投資ファンドのマネージャーの方は、日々緊張感のある中で業務にあたっており、夜も眠りが浅く何度も目が覚めてしまうそうです。その方がキャンプをしてみたら朝までぐっすり寝れた、とのことでした。キャンプ場の方が家よりよく寝れるとても興味深い効果ですし、なぜそのような効果があるのか知りたいと思いました。

私自身もキャンプをしてみて分かったことは、

・普段頭を主に使って体を動かさない知識産業に従事している方(ITをはじめ大半の方が当てはまるように思います)だと、往々にして週末自宅で過ごしても頭の中は仕事のことを勝手に考えてしまうと思います。経営者の方もそうだと思います。キャンプ場のような普段の場所とは全く異なる場所でテントを張ったり、料理をしたり、子供と遊んだりと体を使ったことをしている時間が多いので、仕事のことを考えることが自然となくなりました。

・体を動かしたり、自然を散策したり、空を眺めたり、自然を感じているとパソコンはもちろん(そもそも持っていってません)、スマホを見る頻度が極端に少なくなります(そもそも電波がないか非常に弱いことも多いです)。デジタルの画面に接しないだけで、おのずと頭もすっきりしました。

・家族のある方は、子供が起きているうちは家にいても外にいてもどたばただと思います。キャンプは日が落ちればあとはランタンの薄暗い明りくらいしかないので、自ずとテントの中に子供たちは集まります。テントは狭いです。そして布団が広がっています。なので、うちの10歳未満の子供たちは19時には眠くなって自然と寝てしまいます。だから、子供が寝てから大人が寝る時間までの”自由時間”がいつもより長いです。それだけでリフレッシュできるのはお子様のいる方なら分かりますよね!?

・焚火の効果は想像以上です。私も子供の頃はよく庭で落ち葉を燃やしたり段ボールを燃やして火を眺めていましたが、暗くなってから焚火をする経験というのは初めてだったと思います。焚火の火って、暗い中で見ると何とも言えないキレイな色をしています。キレイなものを見ているだけで心がよ論でいます。そして、眺めているだけで非常に落ち着きますし、頭の中も「無」になります。前向きな気分になったり、前向きなことを考え始めています。

キャンプ、いいことが多いのでおススメです!